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心和整体療術院 研究誌

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本当に?健康の為の有酸素運動?

年明け早々に、大盛りでガッツリ巨大ハンバーグの乗っかったナポリタン……。
至福の時間をありがとう(o*。_。)oペコッ
そして正月で大きくなった胃袋は、一体どこまで食欲を増進させるのか?
不安しかないスタートを切っておりますが、皆様はどうお過ごしでしょうか?

そんな私も、そろそろ通常の生活に戻りつつありますが、日課のウォーキングも継続中であります。
健康作りには私の様に、ウォーキングやジョギング、その他スポーツの様な有酸素運動が効果大!
これは多くの方にも周知の事実でしょう。
しかしその一方で、多くの人が理解していない事があります。
健康にいいはずの有酸素運動ですが、息が切れる程の強度でやり過ぎてしまうと、心筋梗塞などの恐ろしい病気を引き起こすという事を……。
有酸素運動で一週間に2000~3000㎉を消費することを習慣にすれば、心筋梗塞になる割合が半減するという研究結果が有るそうです。
つまり、健康に対する効果は素晴らしいのだが、話はここで終わらない。
それ以上のキツイ運動を習慣にした場合、なんと……心筋梗塞になる人が逆に増加してしまう。
有酸素運動といえども、やればやるほどいいわけでは無い様である。
何故なのか?それは、激し過ぎる運動が良くないのは、体の中で活性酸素が大量に作られてしまうからである。
活性酸素は、触れるものを酸化させて壊す力を持っており、細菌やウイルスなどを撃退する作用があります。
しかし、体内でこれが増えると、正常な細胞をも盛んに攻撃し、多くの病気の原因になってしまう。
そうなると、過度な運動によって、大量に発生した活性酸素は、体内の様々なものに悪影響を与える事となる。
それは鉄が酸化し錆びる様に、活性酸素に触れた細胞もさびて劣化する。
特に危険なのが、血管の内壁がダメージを受けた場合、劣化した部分を修復する過程の中で、内壁に瘤のようなものができ、心筋梗塞などの原因になる動脈硬化につながる。
また、他にも激しい運動を続けると、免疫力を低下させるということも分かってきた。
風邪などの感染症への抵抗力が低下するだけでなく、がん細胞を退治する機能までが落ちてしまう。

有酸素運動は心肺機能を向上させ、新陳代謝をよくするなど、多くのメリットがある。
だが、やり過ぎは逆効果となってしまいますので、ほどほどに続けましょうね^^

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