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心和整体療術院 研究誌

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整体師のちょっと気になる話~腰痛~(7)『歩行〇〇』

前回は『三part2』というお話でした。

今回は『歩行〇〇というお話です。

早速ですが『〇〇』の部分には『困難』が入ります。
強烈なので丸々とさせて頂きました。
正確には『歩行困難を引き起こす『腰部脊柱管狭窄症』』と続きます。
これは腰痛を引き起こすことで知られる疾患の1つです。

 ・推定患者数は約580万人
 ・50代から徐々に増え始める
 ・高齢者の10人に1人が発症

主な原因は腰に負担をかける生活習慣や加齢と言われています。
脊柱管と呼ばれている神経が通る背骨のトンネル回りを囲んでいる椎間板や椎間関節、黄色じん帯などが変形や肥厚(厚みを帯びる状態)、椎間板が膨張したりします。
その結果脊柱管の内部が狭くなり神経が圧迫され血流が低下し下肢の痛みやしびれが発症するのです。
症状は安静時に痛みがなくても少し歩くと下肢に痛みやしびれがでて歩けなくなります。
しばらく休むと症状が治まる『間欠性跛行(かんけつせいはこう)』という歩行障害が見受けられるそうです。
腰を伸ばしてまっすぐ立つと神経の圧迫が強くなるので痛みやしびれを感じます。

治療はお薬やブロック注射などの保存的療法から始まり、症状が進み重症化すると排尿障害などが起こる場合があり手術を行うのが望ましいとされているそうです。
これは結構恐ろしいですね!
歩行困難にならないためにも、日々の軽い運動や柔軟は習慣付けることが大切なのですね!


では今回はここまでで。

次回は『~腰痛~(8)』で続きのお話をしたいと思います。
それではまた^^


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