HOME > 心和整体療術院 研究誌 > 整体師のちょっと気になる話~腰痛~(4)『そもそも』

心和整体療術院 研究誌

< Prev  |  一覧へ戻る

整体師のちょっと気になる話~腰痛~(4)『そもそも』

前回は『楽観的』というお話でした。

今回は『そもそもというお話です。

さて皆さん、腰痛がどこからどこまでの部位を指し示すのかご存じですか?
なんとなく腰のこの辺というのは想像できますよね。
しかし実際は正式な定義がないそうなのです。
一般的に背骨と呼ばれる脊椎は上から順に

 ・頸椎(けいつい)=首:7個
 ・胸椎(きょうつい)=背中:12個
 ・腰椎(ようつい)=腰:5個

そして仙骨(せんこつ)と尾骨(びこつ)という構成になっています。
この腰椎と仙骨のある部分がよく思い描く範囲に近いように思いますね。
腰椎仙骨領域の骨や関節、筋肉等の不調が痛みや炎症、損傷という症状で表れるのがいわゆる『腰痛』と言えるでしょう。
また腰痛とは病気の名前ではなく腰部周辺の不快感を示す症状の総称だそうです。
正しくは『腰痛症』といい痛みの継続期間で3つに分類することができます。

 ・『急性腰痛症』→発症が4週間未満で痛みが治まる
 ・『亜急性腰痛症』→発症が4週間以上3ヶ月未満で
痛みが治まる
 ・『慢性腰痛』→発症が3ヶ月以上継続する

という風に分類されるのです。
腰は上半身と下半身のつなぎ目となる要の部位になるため、動かす機会も多く負担がかかりやすいので不具合も起きやすいものでもあります。
そのためできるだけ大事にしていきたいですね。


では今回はここまでで。

次回は『~腰痛~(5)』で続きのお話をしたいと思います。
それではまた^^


< Prev  |  一覧へ戻る