心和整体療術院 研究誌

何派ですか?

皆様、眠れていますか?
なかなか寝付けない方や、眠りが浅い方など色々とあるでしょう。
そこで、短い時間でも睡眠の質を向上させるために一つご案内があります。
眠る時に着るものと言えば、以前はパジャマが主流でしたが、近年は一般的な部屋着であるスウェットやジャージで寝る人が多いようです。
別に寝間着なんて、と思う人もいるでしょう。
しかし、寝る際に何を着るかによって、睡眠の中身が随分変わる事が分かってきたそうです。
普段はパジャマ派でない人にパジャマを着て貰い、睡眠の状態を探った研究で興味深い結果が出た。
パジャマを着て寝ると、そうでない日に比べて、平均9分も寝つきが良かったそうです!
更に、寝床にいる間、眠っている割合が84%から87%にアップする一方、夜中に目覚める回数が0.5回ほど低くなった。
つまり、パジャマを着た方がぐっすり眠れるということである。
だが何故寝間着としてパジャマが優れているのか?
理由の一つは、睡眠時間に衣服として特化して作られていることです。
これは、ゴムの締め付けがゆるい事に加えて、体温を温める保温性や、寝ているときに汗を吸う吸湿性が高いという点です。
これに対して、スウェットやジャージは元々寝間着として開発されておらず、立った姿勢でもずり落ちないように、ゴムの部分がキツめになっている。その為、パジャマよりも締め付けられる。
しかも吸湿性が高くないものも多く、こうしたものを着て寝ると、かいた汗が気化しにくい。
もう一つ良い点があり、それは睡眠前の儀式に役立つのである。
脳に『これを着たら寝ます』というスイッチ(暗示)になります。
これらのことから、少しでも良質の睡眠を取ろうと考えるのであれば、パジャマに変えてみてはいかがだろうか?

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