心和整体療術院 研究誌

えっ!意外っ!!体温と効率?!

湿気、ジメジメ、それに伴う気怠さ。
と、やる気を削いでくれる時期ですね。
雨が多いからウォーキングもままならなく、体重が少し増えました……。
それで、雨が降ってないタイミングで、少しでも取り戻そうとちょっとでも厚着をして体重を減らそう……なんて考えてる人はいませんか?
私はちょっと考えていました。
でもこれは非常に効率が悪いみたいです。
そこを少し紐解いていきましょう!

ダイエットには汗をいっぱいかく方がいいと、厚手の服やサウナスーツを着てジョギングをしたり、サウナに入ったりとする人が多いのでは?
確かに、これらの行為の後に体重系の乗ると体重は減少しています(この場合、脱水症状のリスクが発生しますのでご注意を)。
しかし、水分補給をすれば元通りに戻ってしまいます。
勿論、運動した分はカロリーを消費しますから無駄ではないですよ!
けれど効率という観点から見ると、問題があります。
それは、脂肪の燃焼効率です。
まず脂肪を燃焼させるには、リパーゼという酵素の働きが必要となり、体温が安定時よりも1℃程度高くなる時に最も働くという性質が有るそうです。
しかし厚手の服を着て運動すると、体温の上昇が過剰となり、リパーゼが上手く働かず脂肪が燃えにくなってしまうのです。
汗を大量にかいてダイエットというイメージは、ボクサーのサウナスーツでジョギングなんて姿が影響しているかもしれませんが、あくまでボクサーはギリギリまで体脂肪を落としており、後は水分を減らすしかない極限状態だからなのです。
結論として、ダイエットを目的として運動をする際は、通気性の良いウェアを身に着けて動くことをお勧めします。
最後に、適度な水分補給を忘れないで下さいね!!!

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