心和整体療術院 研究誌

残念なアンチエイジング?!プルプル編

最近益々寒くなってきて、ワクチンの利かないインフルエンザウイルスが流行るなんてことが横行しておりますが、皆さんは大丈夫でしょうか?
そのうち本当にゾンビウイルスなんて物も開発もしくは自然発生なんかしたりして・・・・・・(笑)。
っとくだらない話は置いといて、この時期になるとお肌が乾燥して結構痛くなるのですが、年のせいでしょうかねぇ(おじさんですから!)。
近年ありがたいことに、メンズ用化粧水なんて物がその辺で手に入るので、それでなんとか乗り切っております。
さてそのお肌なのですが、お肌の具合によって『見た目年齢』は変わると思いませんか?
艶がありぷるぷるのお肌と、カサカサのお肌を比較しただけでも差は歴然でしょう。
ましてやそこにしわなんて要素が加われば大差で勝敗が決まるというもの。
そこで、アンチエイジングでメジャーな『コラーゲン』が登場です!
言うまでもなく、肌をぷりぷりにするために重要な働きをしている成分ですね。
一般的な食品の中でも、鶏の皮や手羽先・牛スジ・牛テール・豚足・豚バラ・うなぎなんかに多く含まれています。
コラーゲンこうした食品の他にも、サプリメントや化粧品が開発されており、女性を中心に人気はかなり高いです。
そんな中、食品よりも効率よく摂取できるので、効果が高いと思っていないだろうか?
特に肌に直接塗るタイプの化粧品は、直ぐにでも効きそうな気がするのではないでしょうか?
しかし残念ながら、こうした化粧品を肌に塗ってもぷりぷりになるわけではない。
何故なら皮膚でコラーゲンが存在しているのは、表皮の内側にある真皮(しんぴ)にあります。
しかしコラーゲンは分子が大きいため、そこまで到達することができないのです!!!!!!!
ただし、化粧品の中にはコラーゲンの分子量の小さなコラーゲンを配合したものもあり、このタイプは真皮まで達することが可能です。
けれども、こうした低分子のコラーゲンはコラーゲンそのものではないので、まったく同じ働きはしない。
その代わり、コラーゲンを配合した化粧品には、高い保湿効果があることが分かっている。
ぷりぷりにはできないが、しっとりと美しく保つという美容効果はあるみたいです。
一方サプリメントはどうかというと・・・・・・やはり直接的な効果は期待できない。
コラーゲンはたんぱく質の一種で、食事で摂取してもサプリメントで摂取しても、一旦アミノ酸に分解されてから吸収される。
アミノ酸はその後、たんぱく質に合成し直され、体に定着するが、この時コラーゲンに戻るかどうかは分かっていない・・・・・・。
なので過剰に期待するのは辞めておいた方がいいでしょう。

結果として、コラーゲンを含んだ化粧品や食品での効果はイメージより少ない!!
なので、普段の生活習慣を改善し早寝早起きや、栄養バランスのとれた食事を心掛け、ストレスを貯めないようにすることがまずは大切だろう。
そんなことを言っておきながら何なんだが、これら全てを行うのは私には無理なので、疲れていたらしっかり休む所から始めようと思う。

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